景況調査第43回（R5年10月～12月）の結果

景況調査第４３回（R５年１０月～１２月）

―鳥取管内の生衛業者７０者―

～　景況感は悪化傾向　～

令和５年１１月下旬から１２月上旬に実施。県内の生活衛生営業者７０者に郵送・面談によるアンケート調査を行い、全員から回答を得ました。

当期の業況（景気の状況）は「前期比」では好転７者（１０.０％）不変４３者（６１.４％）悪化２０者（２８.６％）で、不変が増え業況はあまり変わっていません。

前期比の好転（A）から悪化（B）を引いた割合（A－B／A＋B）は、前々回は+３％、前回は+１７.６％と好転となっていましたが、今回はー４８.１％と業況は悪化となってしまいました。

また、前年同期比の数値は悪化がやや多く前回好転していた数値は悪くなっています。

前年同期と比べた売り上げの状況について、今期は好転が（２３者→１７者）、悪化は（１４者→２１者）で悪化し、一方来期の売上げは好転が（１９者→１４者）、悪化は（１４者→１４者）で、持ち直しの動きが緩やかとなっています。

新型コロナウイルスが５類へ移行された後、人の動きが活発になり生衛業界も以前の賑わいを取り戻しています。しかし、原材料の高騰が続く中、仕入価格・人件費等の上昇を価格に転嫁も困難な状況であり、人手不足等厳しい状況は変わりません。

「景気動向等に関するアンケート」調査

　・業況の推移　

売上の推移（第4３回調査）　　　　　　　　

今回（前回・前々回・前々々回・前年同期）

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