災害時支援体制整備検討事業

 鳥取県生活衛生営業指導センターでは、平成20年度から平成22年度にわたり災害発生時における各生衛同業組合による被災者支援体制の在り方について検討会を設置して検討してきました。
 本事業の結果として、平成23年1月31日に知事公邸で10生活衛生同業組合理事長と知事との間に災害時支援協定が締結されました。

各生活衛生同業組合が協定締結した災害時支援概要
支援項目 説明 組合名
炊出し 組合員の調理による料理、弁当等の食品の提供。避難所等被災者の集合場所における炊出し。
【災害時直前における適正価格を基準として1人1日当り1,010円以内】
鳥取県飲食、社交料理、喫茶業、すし商生活衛生同業組合連合会、鳥取県食肉生活衛生同業組合
タオル等資材提供 営業で使用する洗濯済み若しくは未使用のタオルを避難所入所者に供与。
【無償】
鳥取県理容生活衛生同業組合、
鳥取県美容業生活衛生同業組合
宿泊、入浴、食事
(災害時要援護者)
災害時要援護者に対し可能な範囲の宿泊施設等の提供(提供サービスは宿泊、入浴、食事)
高齢者、障がい者、乳幼児、妊産婦と家族及び市町村が認める介護者、集団生活等が困難な者
鳥取県旅館ホテル
生活衛生同業組合
入浴 避難所に入所した被災者に、一般公衆浴場で入浴サービスを提供。
貸タオル及び石鹸等提供。
【無償】
鳥取県公衆浴場業
生活衛生同業組合
クリーニング 避難所等で被災者に貸し出された自治体所有の毛布等のクリーニングを行う。
【災害時直前における適正価格の1/3以下】
鳥取県クリーニング
生活衛生同業組合

注)説明欄の【 】には、当該支援が無償か有償かを記載している。