景況調査第40回（R5年1月～3月）の結果

景況調査第４０回（R５年１月～３月）

―鳥取管内の生衛業者７０者―

～　景気は依然として厳しい状況～

令和５年１月下旬から２月上旬に実施。県内の生活衛生営業者７０者に郵送・面談によるアンケート調査を行い、全員から回答を得ました。

当期の業況（景気の状況）は「前期比」では好転３者（４.３％）不変２８者（４０.０％）悪化３９者（５５.７％）で、悪化が過半数を超え好転はわずかで悪化が続いています。

前期比の好転（A）から悪化（B）を引いた割合（A－B／A＋B）は、前々回はー７４.４％、前回はー５７.１％とやや持ち直したが、今回はー８５.７％と一気に悪化へとなりました。

また、前年同期比の数値（－８４.６％）はこちらも前回を大幅に上回る悪化が続いています。

前年同期と比べた売り上げの状況について、今期は好転が（１５者→９者）、また悪化は（３３者→３４者）で悪い流れが続いています。一方来期の売上げは好転が（１１者→１１者）、悪化は（２２者→２４者）で、前回の調査と変わっていません。

新型コロナウイルスの影響だけではなく、原材料の高騰が続く中、価格に転嫁も困難な状況で景況は厳しい状況にありますが、新年度となる来期に向け少しでも明るい状況を見出したいものです。

「景気動向等に関するアンケート」調査

・業況の推移